リファのコーム型アイロンを2本とも使い比べたピチエコ(YouTubeでも紹介中)です。
リファハートコームアイロンのアイラと通常版は、見た目がほとんど同じで、値段だけ約4,000円違います。
実際に使ってみると、選び分けのポイントは性能ではありませんでした。
普段はコームとして持ち歩いて、たまに熱を使うならリファハートコームアイロンアイラ。
熱を使うのが前提で、待ち時間をなくしたいならリファハートコームアイロン。
(以降は前者を「アイロンアイラ」、後者を「通常版」と呼びます)
なお2026年10月時点では、どちらもClub Airaの会員向けなどの先行発売で、一般販売は始まっていません。

名前がよく似ていますが、熱の出ないコーム「ReFa HEART COMB Aira(リファハートコームアイラ)」は別の商品で、こちらは熱の機能がない折りたたみ式のヘアコームです。
熱のないコームから選びたい方は、リファのコーム11種類を比較した記事で紹介しています。
2本を同時に使って、とかし心地はそこまで違いを感じませんでしたが、違っていたのは熱のほうです。
立ち上がりの速さ、温度の幅、電源の取り方、使ったあとにすぐしまえるかどうかの4つで、向き不向きが変わります。
リファのコーム型アイロンについては、ピチエコチャンネルでも紹介しています。
アイロンアイラは給電式。ケーブルが必要なのは熱を使いたい時

この2本は、熱の出し方がそもそも違います。アイロンアイラはケーブルで給電しながら使い、通常版は充電(コードレス)して使います。
正直、買う前はアイロンアイラも充電式(コードレス)だと思い込んでいました。
実際は付属のケーブルで給電しながら使う構造で、バッテリーはないです。
| 商品名 | リファハートコームアイロンアイラ | リファハートコームアイロン(通常版) |
|---|---|---|
| 税込価格 | 9,900円 | 13,860円 |
| 発売日 | 2026年9月16日 | 2026年9月16日 |
| 型番 | RE-DW | RE-DY |
| 電源方式 | 給電式(バッテリー非搭載) | 充電式(3.7Whリチウムイオン電池) |
| 温度設定 | 160℃の1段階 | 140℃ / 160℃ / 180℃ |
| 160℃に届くまで(メーカー公表値) | 約3分 | 約60秒以内 |
| 100℃まで(実測) | 約46秒 | 約17秒(140℃設定) |
| 120℃まで(実測) | 約71秒 | 約25秒(140℃設定) |
| 重さ | 約44g | 約70g |
| 高さ | 206mm(折りたたみ時125mm) | 152mm |
| 横幅×奥行き | 30mm×22mm | 33mm×26mm |
| コーム部の全長(実測) | 約78mm | 約66mm |
| 自動電源オフ | 5分 | 10分 |
| 1回の動作時間 | ―(給電式) | 約8〜10分(フル充電・180℃設定時) |
| 充電時間 | ― | 約2.5時間 |
| 使いながらの充電 | ー | 不可 |
| ACアダプター | 別売り | 別売り |
| 充電・給電端子 | USB Type-C(両端Type-C・約1.0m同梱) | USB Type-C(両端Type-C・約1.0m同梱) |
| 収納 | ポーチ | キャップ(約21g) |
| 水洗い | 不可 | 不可 |
| 海外での使用 | 可 | 可 |
ケーブルが当たるのは、左側をとかすとき

アイロンアイラを右手で持つと、左側の髪をとかす場面でケーブルが手や腕に当たりました。
とかす向きを変えるたびに、ケーブルが回り込んでくる感じです。

電源からどれだけ離れられるかも、先に考えておく必要があります。
モバイルバッテリーを使わないなら、有線のヘアアイロンと同じ悩みが出ます。
ただ、この弱点は熱を使う日だけです。
逆に良かったのは、充電残量もバッテリーの温度も気にしなくていいところです。

ケーブル自体も気分が上がる作りでした。
端子のまわりとコードバンドにリファのロゴが入っていて、他の家電のケーブルと見間違えません。
ケーブルを出す手間がないと、思い立った瞬間に使える

通常版は充電式で、キャップを外してスイッチを入れるだけで使い始められます。
ケーブルを引っ張り出す手間も、温まるのを待つ手間もなかったです。
バッテリーは1回の充電で8〜10分ほど使えます。(180℃設定のとき)
数字だけ見ると小さく感じますが、前髪や顔まわりを整えるだけなら十分すぎました。
ヒーターが強いので、そもそも長く当てなくても整えられます。

おもしろいのはバッテリーを外せることです。
キャップを外すと取り出せて、外した本体は51gほどです。
熱がいらない日は、外したままコームとして使えました。
100℃まで17秒と46秒。待ち時間に違いあり
一番大きく違ったのは、熱の立ち上がりでした。
| 商品名 | リファハートコームアイロンアイラ | リファハートコームアイロン(通常版) |
|---|---|---|
| 160℃に届くまで(メーカー公表値) | 約3分 | 約60秒以内 |
| ランプが点くまで(メーカー公表値) | 約2分 | 140℃で約50秒以内 |
| 100℃まで(実測) | 約46秒 | 約17秒(140℃設定) |
| 120℃まで(実測) | 約71秒 | 約25秒(140℃設定) |
| ランプが点くまで(実測) | 約72秒(160℃設定) | 約33秒(140℃設定) |
| ランプが点いたときの温度(実測) | 約120℃(160℃設定) | 約172℃(180℃設定) |
実測はサーモカメラでの計測です。
スイッチを入れた瞬間から、あっという間に100℃を超える

通常版の特徴は、ヒーターの強さでした。
140℃に設定して測ると、100℃まで17秒、120℃まで25秒でした。
キャップを開けてスイッチを入れると、その流れのまま髪に入れられて、待っている感覚がなかったです。
コードレスでこの速さは想定外でした。
設定と実際の温度のズレも小さかったです。
180℃に設定してランプが点いた瞬間を測ると172℃で、差は8℃でした。
類似商品の場合、設定と実測が20℃も30℃も離れている製品が珍しくありません。それらと比べるとかなりパワフルに使えます。
ランプが点いた時点では、まだ約120℃だった

アイロンアイラは100℃まで46秒、120℃まで71秒で、鏡の前で1分近く待つ感覚です。
通常版のようなパワフルさはありません。
ランプが点いた時の温度は約120℃でした。設定は160℃です。
160℃に届くまでには、メーカーの公表値で3分ほどかかります。
つまりアイロンアイラは、設定の数字より低い温度で軽く当てる使い方になります。
一見不便に思えますが、前髪や横の髪、襟足のような少ない髪には、軽い熱のほうが扱いやすかったです。
一般的なブラシ型のアイロンは広い範囲に使える反面、熱を細かく操れずパサつきを感じることがありました。
アイロンアイラはそこが起きにくいです。
ただ、しっかり熱をかけたい用途には向きません。
コーム部の12mm差で、とかせる範囲が変わる

立ち上がりの差とは別に、コーム部の大きさでも得意な場面が変わりました。
実測するとアイロンアイラが約78mm、通常版が約66mm。1cmちょっとの差です。
数字で見ると小さいのに、使える場面がはっきり分かれました。
後ろ髪まで届くのは、コームが1cm長いアイロンアイラ

アイロンアイラは通常版よりコーム部の縦幅が1cmほど広く、持ち手も縦に長いです。
その分、一度につかむ髪の量が物理的に多くなります。
テンションをかけながら動かしやすいです。
髪全体をとかす場面と、後ろ髪に手を回す場面では、こちらが使いやすかったです。

コームは3列並んでいるので、立体的にとかせます。
髪全体を整える道具としても便利でした。
重さは約44gです。一般的なヘアブラシが120gくらいなので、その半分以下の感覚でした。
これのおかげで、ブラシを持ち歩くのが難しい時は無理に入れなくて済みました。
髪の表面を整えるくらいなら、これ1本で足ります。

最初は少しゴツく見えたのですが、グリップの厚みと底の出っ張りで、思っていたより持ちやすかったです。
面が狭いことが、前髪では扱いやすさになった

通常版はコーム部の縦幅が1cmほど狭いです。
ブラッシングに使うと、やや小さく感じて慣れが必要でした。
広い範囲に当てるのも得意ではありません。
当て方を工夫すればボリュームは出せますが、面が狭いぶん一度に整う量が少ないです。
ところが、毛流れを整えたり部分的にふんわりさせたりする使い方だと、この狭さが逆に効きました。
前髪や後れ毛、襟足のように熱が伝わりやすい場所では、大きめのヒートブラシだと温度も仕上がりも操りにくく、細かいニュアンスが出ませんでした。
熱とコームの組み合わせだと、狙ったところだけに熱が入るので、仕上がりを細かく決められます。
どちらも、折りたたみのコームやコンパクトなコームに比べると、耳のまわりや後れ毛のアレンジはやや扱いにくいですが気になるほどではありません。
とかし心地はほぼ同じ。違うのは熱の設計だけ

とかせる範囲は分かれましたが、とかしたときの感触そのものは、ほとんど同じでした。
2本で同じところを並べると、こうなります。
- コームが3列並んでいる
- コーム部の横幅はどちらも約8.5mm、段数は2段
- 硬さは同じで、どちらもほとんどしならない
- 髪への当たり方も同じ
ブラシのように何列も並んでいないので、髪が引っかかった状態になりにくいです。
コームの先端が引っかかる心配もありませんでした。
電源を切れば、ただのコームとして持ち歩ける

どちらも電源を切った状態でコームとして使えます。
温めた状態のほうがアレンジはしやすく、仕上がりのツヤも出ます。
ただ、普段はコームとして使って、必要なときだけ熱をかけるという使い方もできました。
熱を入れて変わったのは、整えた後
前髪を整えるだけなら、熱のないヘアコームでもできます。
変わったのは、整えた後でした。
熱を入れると、うねりやアホ毛が整いやすく、整えた状態が続きます。
出先でとかし直す回数が、気持ち減りました。
前髪は、コームを頭の上に向けてテンションをかけるように持ち上げると形が決まります。
流すときに斜めに動かすと、ニュアンスも作れます。

先端のコームが少し長くて太いので、前髪の取り分けにも使えて、狙ったアレンジがしやすいです。
高温にすれば早く整うわけではなかった
2本とも温度設計が違い、アイロンアイラは160℃の1段階、通常版は140℃・160℃・180℃の3段階です。
最初は高温で使えば早く整うと思っていましたが、そうでもなかったです。
140℃でも足りて、終盤は電源を切って余熱で仕上げる

通常版は、温度を上げない使い方に落ち着きました。
髪の仕上がりと整い具合を見ながら、温度と電源の状態を合わせていくやり方です。
前髪くらいの軽いアレンジなら140℃でも十分すぎました。
そして終盤は電源を切って、残った熱で仕上げます。
こうすると髪への熱を抑えられて、バッテリーも減りません。
使い終わったあとに冷めるのを待つ時間も短くなります。
3段階あることの意味は、高い温度が出せることよりも、低いほうを選べることでした。
160℃の1設定でも、不便に感じる場面はなかった

アイロンアイラは温度を選べず、160℃だけで細かい調整はできませんが不便だった場面は、実際にはそれほどありませんでした。
ランプが点いた時点では約120℃と、前髪や横の髪、襟足に軽く当てる使い方なら十分です。
ただ、温度を細かく決めたい人には足りないはずです。
使った直後に折りたためるのはアイロンアイラ、充電式は冷めてから

使った直後の扱い方は、取扱説明書の書き方が真逆でした。
熱いまま折りたたんで、そのままポーチへ
アイロンアイラの取扱説明書には、本体が熱い状態で折りたたんでも問題ないと書いてあります。
実際に使った直後にしまってみましたが、問題ありませんでした。
片付けが楽なのは予想していなかったので、うれしい誤算でした。

電源を切ってすぐ折りたたんで、付属のポーチに入れられます。
キャップは冷めてから。その代わり持ち歩きで気を使わない

通常版は少し注意で取扱説明書では、キャップを付けるのは十分冷めてからとされています。
使った直後にそのまま収納はできません。
ただ、キャップが付いているので、コームが露出して汚れたり壊れたりする心配が少ないです。
キャップは、電源スイッチの真上と真下を持ちながらスライドさせれば、片手でも開けられました。

電源が入りにくい作りなので、持ち歩いている間に勝手に入らないかという不安もありませんでした。
家では縦に置けるので、場所も取りません。

自動で電源が切れるまでの時間は、アイロンアイラが5分、通常版が10分です。
プレート型が怖くて避けていた人には、どちらも使いやすい

熱の設計は分かれましたが、安心して使えるという一点では2本とも同じでした。
プレート型のヘアアイロンのように、高温の面がむき出しになっている部分がほとんどありません。
顔のそばで使っても、やけどを気にせずに動かせました。
高めの温度で使っていても、頭皮や耳に当たって熱いと感じたりすることはありませんでした。
どちらも熱を抑えるためのギザギザが入っていて側面が細くなっているので、指が当たりにくいです。

プレート型が怖くて前髪に手を出せなかった人には、2本とも扱いやすいはずです。
ただし通常版には1つ注意があります。
ヒーターが強い分、使っている間は側面や背面も熱くなりやすいです。
触れにくい作りにはなっていますが、持ち替えるときは気をつけてください。
ACアダプターは別売り。買う前に確かめたい6つのポイント

2026年10月の時点で、どちらも一般販売が始まっていません。
2026年9月16日の発売は、Club AiraのVIP・GOLD会員、美容室のサロン、ReFa GINZA向けの先行販売でした。
販路が限られる点はよく確かめたいところです。
また、買う前に確かめておきたいポイントがいくつかある点も注意です。
- リファハートコームアイロンアイラは給電式で、バッテリーを積んでいません。
ケーブルを差さないと熱が出ません。出先で熱を使うつもりで買うと、使えない場面が出ます。 - ACアダプターは2本とも別売りです。
箱を開けてもケーブルだけで、コンセントに挿す側が入っていません。手持ちがなければ、本体と一緒に用意してください。 - 充電と給電の端子は、どちらもUSB Type-Cです。
どちらも付属ケーブルは両端がType-Cです。USB Type-Aの充電器しか持っていないと、そのままでは使えません。 - リファハートコームアイロンは、使った直後にキャップを付けられません。
取扱説明書で十分冷めてからとされています。出先で直してすぐバッグに入れたい人は、冷ます時間を見ておく必要があります。 - リファハートコームアイロンの連続使用は、1回で10分ほどです。
細かいセットなら足りますが、長く使い続ける前提だと途中で切れます。 - 2本とも水洗いできません。
抜けた毛は取りやすい作りですが、水で流して手入れするつもりだと故障の原因になります。
まとめ:熱を使うのが毎日か、ときどきかで決まる

2本を分けている最大の違いは、熱をどう出すかでした。
ケーブルをつないだまま軽く当てるのが給電式のリファハートコームアイロンアイラ、充電して一気に温めるのが充電式のリファハートコームアイロンです。
| 商品名 | リファハートコームアイロンアイラ (9,900円) | リファハートコームアイロン(通常版) (13,860円) |
|---|---|---|
| 向いている人 | 普段はコームとして持ち歩き、たまに熱を使う人。髪全体や後ろ髪もとかしたい人。使ったらすぐしまいたい人。 | 熱を使うのが前提で、待ち時間をなくしたい人。前髪や顔まわりを細かく整えたい人。ケーブルを持ちたくない人。 |
| 向いていない人 | しっかり熱をかけたい人。立ち上がりの速さを求める人。電源から離れた場所で熱を使いたい人。 | 髪全体を広い範囲でとかしたい人。1回で長く使い続けたい人。使ったあとすぐに収納したい人。 |
| どちらを選ぶか | ブラシとコームとアイロンを1本にまとめて、持ち物を減らせます。 | 思い立った瞬間に熱を使えて、前髪の細かいところまで狙って整えられます。 |
迷ったら、熱を使う日が週に何回あるかを数えてみてください。
毎日に近いならリファハートコームアイロン、週に1〜2回ならリファハートコームアイロンアイラです。
回数が変わらないなら、とかしたいのが髪全体か、前髪だけかで決まります。
他のコーム型ヘアアイロンとの違いや購入先の相談は、ピチエコチャンネルやインスタグラムに気軽にコメントいただけたらと思います。